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変化する添乗業界事情
職業や業界によって求められている英語力は様々ですが、2012年にユニクロや楽天が社内公用語を英語にすると発表してからはや10年。
日産や外資系企業、そのほか多くの製造業、薬品業界が次々と社内会議が英語でおこなわれるのが当たり前の時代になってきました。海外進出を目論でいる企業が、社内表示や会議がすべて英語になるのは至極当然と思われます。
残念ながら旅行業界は、まだある限られた部署の方のみができるというだけで、全体としての英語力は他の業界と比較して遅れていると言わざるをえません。
しかしながら添乗員には、他業界同様それなりの英語・英会話力が必要とされる時代になっています。
お客さんの目も厳しくなっています。
添乗英会話力をつけて世界を飛び回って、お客様により満足を与えられる添乗員を目指してください。
また近年、TOEICという試験がひとつの目安になってきているのも事実です。
業種 | TOEICスコア |
---|---|
金融関係 (銀行・証券・損保) | 650点~ |
製造業 (海外進出企業) | 600点~ |
外資系 | 750点~ |
旅行業 | 500点~ |
添乗員 | 550点~ |
商社 | 600点~ |
化学・薬品 | 600点~ |
勿論、人物としての評価が1番ですし、各企業の部署や仕事内容で決まってきますのでこれはあくまで目安という数字です。
人事部で作成する社内教育プログラムがあるところでは、入社3年目までにTOEIC600点, 10年目までに730点、役職者は800点必要などと英語力を昇進査定に組み込んでいるところもあるぐらいです。
時代は、着々と動いています。英語教育が小学校、下手をすると幼稚園から始まる時代です。これだけ多くの人が海外旅行をする現在においては、海外添乗員に英語は必要ないと言っていた時代は終わってしまいました。
日本では政府が観光に力を入れているというわりに、旅行業界は添乗員も含めて語学力という点において遅れている業種だと言えます。
だからこそ、少し努力するだけで他の人よりも頭1つ抜きん出る大きなチャンスがあるとも言えます。